血糖値が上がると何が良くて何が悪いのですか?

血糖値とは血液中のブドウ糖の量だと聞きました。
よく食事をすると血糖値が上がると聞きますが、血糖値が上がったら何が良くて悪いのか、血糖値が下がったら何が良くて悪いのかがわかりません。
教えてください。

また、献血に行ったら採決の直前にハンバーガーを食べされられました。これは血糖値とどう関係があるのでしょうか?

回答

質問者さんの言うとおり、血糖値とは、血液中のブドウ糖の量です。
簡単に言えば、ブドウ糖は栄養分です。細胞が必要とする栄養分です。
(栄養分はタンパク質も脂肪も含まれます。そのため三者を合わせて三大栄養素と呼ばれます)

「それなら血液中に栄養分がたくさん流れていたほうがいいのでは?」

しかし血液中にブドウ糖がたくさんあっても、すい臓から分泌されるインスリン(ホルモンの一種)がなければ、細胞に取り込まれません。

<通常の場合>
食後、胃腸で消化吸収されて血液中にブドウ糖が流れてきたら、血液中のブドウ糖が増えるので、もちろん血糖値は上がります。

結果、すい臓からインスリンが分泌されて、細胞にブドウ糖が取り込まれます。

そして少しずつ血液中のブドウ糖の量が減っていくので、血糖値は下がります。

<血糖値が高い場合>
毎日過剰に食事をしていたり、運動してなかったりしたら、いくらすい臓が頑張ってインスリンを出しても間に合いません。

その結果、細胞にブドウ糖が取り込まれず、血液中にブドウ糖が溢れてしまいます。

さらに慢性的にこの状態が続くと、ついには疲れたすい臓はインスリンを出さなくなります。
これが糖尿病です。

「まぁ、インスリンを打てばいいだけでしょ?何の問題があるの?」

まず糖は水を引き連れますから、たくさんの尿が出て、体内の水不足が起きます。
その結果、のどが渇いたりします。

細胞はブドウ糖が取り込めないので、仕方ないから筋肉などから脂肪やたんぱく質を取り込もうとします。
(ブドウ糖じゃないので、インスリンは不要です)

だから、糖尿病が進んでくると、太っていたのに痩せてきます。

さらに糖は多くあると血管や毛細血管を傷つけてしまいます。

網膜の血管が傷つけられて失明したり、腎臓の血管を傷つけて、尿として排出できなくなって体の中に貯まり、人工透析とか。
もちろん動脈硬化などもそうですね。

一方で、血糖値が下がるのは、自然なことです。
細胞がブドウ糖を取り込んだ後、血液の中のブドウ糖の量は減りますから。

ただ、急激に下がるのが怖いのです。

白砂糖はもっとも吸収されやすい形の小さな糖です。
だからお菓子を食べると、急激に腸に吸収されます。

一瞬、血糖値は上昇しますが、すぐにすい臓がインスリンを大量に分泌します。

その結果、すぐに細胞の中にブドウ糖が取り込まれ、血液中にはブドウ糖はなくなります。

イメージとしては血糖値が上がる前に、ぐんと血糖値が下がるといった感じです。

脳はブドウ糖しか取り込めません。
ブドウ糖が運ばれてくると期待していたのに、運ばれて来なくて期待はずれでがっくりくるわけです。

結果、精神が不安定になったりします。キレやすくなるかもしれません。

その不安定を防止するために、甘いもの依存症に陥ることもあります。

ハンバーガーにはブドウ糖も含まれているでしょうから、献血前に食べると血糖値が上がるでしょうね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする